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面接対策ガイド

面接はあなたと採用する側が「ここで働きたいかどうか」と「一緒に働きたい人であるか」をお互いに見極め、すり合わせをするもの。 万全の準備で面接に臨めるよう気を付けたいポイントや面接でよく聞かれる質問をご紹介します。 「この人なら任せられる」「この人と働きたい」と思ってもらえるよう事前準備をしっかり整えましょう。

身だしなみ編

身だしなみはあなたの心構えの現れです。
1.清潔感 2.健康的 3.機能的
この3つの重要ポイントを元に、頭髪や服装について考えていきましょう。

頭髪

男性:長い髪・茶髪等の自毛と異なる色は基本的にNGです。もみあげが耳にかからない、清潔感のある襟足の長さが好ましいでしょう。

女性:自毛に近い髪色で、前髪は目や額にかかりすぎないように注意しましょう。額や目元がはっきり見えると、表情が明るく見えて好印象を与えることができます。髪の長い方は、顔にかからないよう後ろでひとつでまとめましょう。

男性:清潔感を与えるため、ひげは剃りましょう。

女性:メイクは濃いものはNGですが、ノーメイクもまたNGです。濃すぎず、ナチュラルなメイクを心がけましょう。また、目元を黒で強調しすぎるメイクや、カラーコンタクトはNGです。

服装

男性:スーツのズボンはしっかりと縦の折り目が入っていることが絶対です。スーツは上下ともにシワがないか、ワイシャツの汚れやすい袖、襟の汚れがないかよく確認しましょう。ワイシャツから透けて見えるインナーは控え、なかに何かを着る場合は透けにくい白のものにしましょう。

女性:男性同様に、スーツの上下ともにシワがないかよく確認しましょう。スカートの裾やスリットなどの糸のほつれ、パンツスーツの場合は縦の折り目がしっかりついているかよく確認しましょう。スカートを着用する場合は、座ったときに膝にかかる程度の長さのものを着用しましょう。

ネクタイ

色味や柄は派手なものは避け、シンプルなものを選びましょう。 スーツやワイシャツの色と合わせ、結ぶときは長さや曲がっていないか、緩んでいないかなど気をつけましょう。

スーツを着用するときのアウター

コートなどを着る際に、だらしなくなるものや、華美なものは控えましょう。丈はロングコートより、ハーフコートが好ましいでしょう。厚手のコートは手にもつ際にまとめにくいので、選ぶ時は気をつけましょう。

男性:黒、グレー、紺などがスーツとの相性もよく、合わせやすいでしょう。

女性:黒、グレー、紺、ベージュなどが良いでしょう。コートにベルトが付いている場合は、ベルトをしっかり締めましょう。

時計・アクセサリー

時計:シンプルで派手ではないものを着用しましょう。分単位で確認ができ、機能的なものが良いでしょう。

アクセサリー:基本的には付けないことが好ましいです。ネックレス等を着用する場合は、スーツに合わせてシンプルなデザインのものを着用しましょう。

伸びた状態の爪や汚れているのはNGです。また、長すぎる爪やネイル等もNG。もしマニキュアを塗る場合は、目立たない自然な色のものを塗るようにしましょう。

かばん

A4サイズの書類をそのまま入れられるもので、スーツと合った色のものを選びましょう。床に置くときに、立つものが好ましいです。機能性が高くスーツと合わせて自然なものということが重要です。

足元

男性:靴はキレイに磨いておきましょう。靴下はスーツに合う暗い色(黒や紺)のものを着用しましょう。靴のタイプはつま先が尖りすぎず、装飾のないものを着用しましょう。

女性:かかと、ヒールのすり減りに注意しましょう。また、素足はNGです、かならずストッキングを着用するようにしましょう。ストッキングは、肌の色に近いベージュカラーのものを着用しましょう。ストッキングは伝線などの痛みに備えて、予備を用意しておくといいでしょう。

持ち物編

面接当日は緊張しがちで持ち物忘れなど不安がつきものですよね。 ここでは、面接当日の持ち物チェックに役立てていただけるよう、基本的な必要最低限の持ち物リストをまとめました。

履歴書(証明写真添付)・職務経歴書(自分用のコピー)

面接本番までに見直しができるよう、コピーを合わせて持っておくと良いでしょう。

介護関連資格証(コピー又は原本)

施設により異なり、面接当日持ってきてくださいと言われる場合とそうでない場合があります。事前に用意をしてくださいと言われていない場合も、持っておくと良いでしょう。

筆記用具・メモ

電子機器にメモをとるより、きちんと紙とペンでメモをとっている方が好印象です。かならず用意しましょう。

スケジュール帳

自身のスケジュール管理を常にできるようにしておきましょう。面接の日程等をしっかり記入しておいたものを持ち歩きましょう。

携帯電話(スマートフォンなど)

万が一(電車の遅延など)の際に、事前に遅れる旨を連絡できるように用意しておきましょう。また、場所がわからないなどの際にも地図機能などで詳しい場所を確認することができます。

印鑑

交通費の清算等に押印が必要なケースがあります。念のために持っておくと良いでしょう。

腕時計

携帯電話やスマートフォンで時間を確認することもできますが、面接の場などで時間を確認するときはビジネスマナーを重視し腕時計で確認できると良いでしょう。

現金

当日の電車が遅延してしまったがタクシーで向かえば間に合う…などという場合に備えて多めに持ち歩いておくと安心です。

質疑応答編

ここでは面接で必ず聞かれる志望動機やよくある質問の回答ポイントについてまとめました。

志望動機

介護職員の活躍できる職場は数多くあります。その中でもなぜその施設を志望したのかをしっかりと伝えましょう。「条件が良いから」などの、待遇面での回答は避けたほうがよいでしょう。施設の介護方針や、特色などをきちんと理解した上で「自分に合っている」「自身の行いたい介護」等伝えるようにしましょう。具体的かつ前向きな回答ができると、相手にとても好印象を与えることができます。

介護職を目指した理由

この質問も、面接ではよくある質問のひとつです。 「介護に興味があったから」などの、ありきたりな回答をしないよう心がけてみましょう。

転職理由について

人間関係やパワハラなど、転職の理由は様々ですよね。例えば人間関係が原因で、と伝えてしまったときに「コミュニケーションをとるのが苦手な人なのか?」と相手に思われるかもしれません。ありのままを話すより、自身の行いたい介護とは違う、「介護方針が異なる」という理由で、回答してみましょう。

経験・スキルについて

これまで行ってきた介護内容や、どのような方々を、何年ほど介護職員として担当してきたのか、明確に答えましょう。もし、介護に関係がある資格を取得している場合(又は取得見込み)は、積極的に伝えると良いでしょう。

自己PR・特技

介護職はとても人柄を重視されます。これまで介護職経験やPRのできる資格などを取得されてる方はシンプルに、またこれまでの経験から得られたものなどを伝えると良いでしょう。また、介護職員としての職務経験がない方でも、「コミュニケーション能力」や「協調性」などをポイントにして、伝えてみましょう。

志望動機

先に短所を話してから長所を伝える、又は長所を伝えてから短所を…と、どちらの順でも大丈夫ですが、一番重要なのは、「短所を短所のままにしておかないこと」です。「~のような短所がある為、~のようにして改善をしています」といったように、必ず具体的に言葉にしましょう。

今までで1番大変だった仕事は?

実際に苦労したエピソードとともに、どのように乗り越えたか、何を学び得られたのか、具体的・簡潔に伝えましょう。


上記以外にも、いくつか質問される可能性のものがあります。

・今までどのような仕事(職種)をしていましたか
・どのような仕事をしたいですか
・最近の介護に関するニュースで印象に残っているもの

など、自身の中で質問をされそうなことに対する回答を考えておくと、面接中にスムーズな回答ができるので、 考えておくとよいでしょう。

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